2023年6月15日木曜日

Eclipseで色々な拡張子のファイルをPHPとして扱う

こんばんは、こうちゃんです。

自分で一時期ハマった部分ですので、復習も兼ねて備忘録を。

今回実行したいテーマは、
「Eclipseで色々な拡張子のファイルをPHPとして扱う」

システム開発にはとっても役立つ統合開発環境のひとつ、若干重いものの、
優秀な機能揃いの不朽の名作、Eclipseを使っていてちょっと生じた悩みの解決法です。

Eclipseは開発時に、.phpのファイルですと、デフォルトでPHPファイルとして認識して、
各種スクリプトの補完やエラーチェックをしてくれますが、
これが独自定義のファイル(仮に拡張子.abc)や、htmlファイルはPHPとしては扱ってくれません。
これを自分の開発しているシステムで、どうしてもhtmlファイル内でPHPを扱う必要性や、独自定義の拡張子でファイルを作る必要があり、.phpのファイル以外にも、PHPエディターで編集する必要が出てきました。

そんな時に役立つのが、Eclipseの多彩な設定機能です。

・ウィンドウ → 設定 → 一般 → エディター → ファイルの関連付け
 を開く

・ファイル・タイプ欄の右側から「追加」をクリックして、ファイル・タイプに、追加したいアスタリスク付き拡張子(*.abcなど)を入力して「OK」をクリック

・ファイル・タイプの一覧に追加した*.abcが表示されるようになっていますので、クリックして選択、ウインドウ下部の欄「関連付けられたエディター」の「追加」をクリック

・「エディターの選択」画面で、「内部エディター」を選択して、このファイルタイプで使いたいエディター(PHPとして扱いたいならPHPエディター)を選択、「OK」をクリック

・「関連付けられたエディター」欄に今追加したPHPエディターを含め複数のエディターが表示されるので、PHPエディターを選択、右側の「デフォルト」をクリック

・ウィンドウ → 設定 → 一般 → コンテンツ・タイプ を開く

・コンテンツ・タイプ → テキスト → PHPコンテンツ・タイプ にて、「ファイルの関連付け」欄右側、「追加」をクリック

・「コンテンツ・タイプ」入力欄に今回PHPとして扱いたいファイルを入力(*.abc)

・適用して閉じるを選択

・Eclipseを再起動
※バージョンによっては開いていたファイルにはキャッシュがきいて適用されない場合があるので、開いていたファイルは閉じて再度開く

これで、希望の *.abc のファイルもPHPエディターで開くことができ、無事にPHPの補完機能、カラーリング等を使用することができるようになります。

このひと手間を加えるだけで、ファイルの編集が大変に便利になりますので、
新しい拡張子を扱いたい場合などは最初にこの手順をやりましょう。

こうちゃん