こんばんは、こうちゃんです。
さて、今回もまたITの技術屋として、またアプリエンジニアetcとして、PCをいじっていて出くわした問題と解決に関しての記録になります。
このテーマ、自身でウェブアプリ開発やら、自宅サーバー構築やら、古いパソコンの有効利用にOS入れ替えやらしょっちゅう行っているせいで、腐るほど問題にも出くわすもので、意外とブログのネタには事欠かず、書く気力さえあればいくらでも書けそうなテーマではあります。
今回もよくみなさまがLinuxではぶち当たりそうで、でもシンプルながら意外と解決の難しい問題、
Linuxでの画面の輝度調整
になります。
こちら、昨今、Windowsが11になってから、OSを入れるためのハードウェア要件がとても厳しくなり、古いパソコンにはWindows11を入れることができなくなりました。
しかし、それまで入っていたWindows10では、セキュリティ更新も行われなくなり、使い続けるにはリスクが・・・そんな方に徐々に人気の出てきている選択肢が、
無料のLinuxディストリビューションを入れる
です。
Linuxはごく一部有料のものもありますが、そのほとんどは無料です。
各ディストリビューション(OSの種類のようなものと思っててください)ごとに公式サイトがあり、そこでOSイメージを無料配布していることがほとんどです。
そちらをダウンロードして、USBメモリ等に起動可能な形で焼いてしまえば、あとは結構古い低スペックパソコンなどでもサクサク動くLinuxマシンに生まれ変わります。
※WindowsがOSとしてはいかに重いかということです
筆者も古いパソコンも多々持っていて、よく軽量Linuxを入れて復活させて作業に使ったり、仕事用の試験サーバー代わりに使ったりしています。
こちら、Linuxを入れるのは簡単なのですが、実にそのディストリビューションごとに個性あふれておりまして、設定画面ひとつとっても、どれも違ったりでして・・・
そのため、時折出くわす問題が今回の記事のテーマ(本題に入るまでに脱線多過ぎてすいません)、
画面の明るさ調整(輝度調整)
になります。
なお、外付けディスプレイの場合は、ほぼ100%枠に輝度調整ボタンがありますので、物理的にそこで調整してください。
ここでは、ノートパソコンのディスプレイですとか、一体型パソコンのディスプレイですとか、ソフト的になんとか変えるしか輝度がいじれないタイプのものについて話していきますので。
まず、簡単めな方法から・・・
1.キーボードで調整
最近のほとんどのノートパソコンではキーボードのファンクションキーの行に、Fnキーを押しながら押した際のサブ機能として、本体への反映する機能が割り当てられています。
音量の大小や、タッチパッドのオンオフなど。
そうした便利なキーの並びに、たいてい画面の輝度調整ボタンも含まれています。
イラスト的には、太陽☀のようなマークの横にーが書いてあるキーで輝度ダウン、
太陽☀のようなマークの横に+が書いてあるキーで輝度アップ、というのが定番です。
これはまずWindowsをはじめ、買ったパソコンにデフォルトで搭載されているOSに対して機能するようになっていて、後からLinuxにOSを入れかえた場合、効かない場合もあります。
といいますか、高速動作の軽量Linuxなどはそうしたドライバ系はほぼ省かれていますので、効かないことがほとんどと思っていてください。
2.OS上で輝度調整
これはWindowsなどでもよく見る、設定画面上で画面の輝度を調整する欄があって、スライダーを上下することで、画面を明るくも暗くもできるものです。
こうした機能は、Linuxでも備わっている場合があり、定番・有名なLinuxなどは、ディストリビューションにより名前は変わりますが、そうした輝度調整機能を搭載していることも多いです。
ただし、これもそうした機能をこそげ落としている軽量Linuxディストリビューションや、仮に機能は搭載していても、後から入れ替えたLinuxでは、そのパソコンのハードの方が対応していなくて、実はスライダーを上下しても画面の輝度は反応しない、なんて場合もあります。
ですので・・・いよいよ本題
3.コマンドでがんばって調整
これが今回のポイントです。
キーボードの輝度調整ボタン効かない、OSにも輝度調整機能ついていない、よし、じゃあコマンド送って直々に操作できるのもLinuxマシンのよいところ、というわけで、ターミナルからがんばって輝度調整をしてみましょう。
もちろんLinuxのディストリビューション(OSの種類のようなもの)も山ほどあって、ディスプレイのパネルの種類、それに対応しているアプリなども様々ですので、自動認識で調整できるツールなどがない時点で、以下のように、何種類かのコマンドを試しつつ、実際に輝度をいじれたものを使ってみてください。
まずは定番から
・xbacklight を使う
まずは、バックライトを直接操作するツールを試してみましょう。ターミナル(端末)を開いて以下を入力します。
輝度を20%にする場合:
xbacklight -set 20
現在の輝度から10%下げる場合:
xbacklight -dec 10
注意: もし「No outputs have backlight property」とエラーが出る場合は、次の方法を試してください。
・brightnessctl を使う(確実性が高い)
最近のDebian系で推奨されているツールです。
インストール:
sudo apt update && sudo apt install brightnessctl
輝度を下げる:
brightnessctl set 10% (10%まで下げます)
・xrandr でソフト的に暗くする(最終手段)
バックライト自体を制御できないディスプレイ(古いデスクトップPCのモニターなど)でも、画面の色を調整して「擬似的に」暗くできます。
コマンド:
xrandr --output $(xrandr | grep " connected" | cut -f1 -d " ") --brightness 0.5
0.5 を 0.3 などに下げるとさらに暗くなります。1.0 が通常です。
だいたいこれらのいずれかでバックライトの調整ができ、ディスプレイの輝度が変更できます。
私自身、よくLinuxマシンを使い、さらに時間帯などで、明るさを変えたいことが多々あり、そのたびにいちいち使ってるLinuxディストリビューションで画面輝度を変えたことがある方の参考情報などを検索して、なんてやっていたものですから、そんなの毎回じゃ面倒になりまして、自分自身が使うためにも、こうした輝度調整の手法を記載しております。
まだまだ世間じゃWindowsマシンが全盛、デザインツール重視とかの方ならMac派、あとは、スマホなどのモバイル端末ではiOSやAndroidが主流で、一部のエンジニアの人以外にはまだまだマイナーOS扱いのLinuxではありますが、マイクロソフトが、Windows11を使える条件を厳しくして、多くのマシンを切り捨てるという世紀の愚行を行ったため、今度Linuxのシェアも大きくなってくるのではないかなと。
そんな時代のためにも、こうして技術文書を残しておきます。
1人でも多くの方のお役に立てますように。
本日もご覧になっていただきましてありがとうございました。
またの機会によろしくお願いいたします。
こうちゃん