2026年2月17日火曜日

diskpartコマンドでフォーマット(HDDやUSBメモリ)

こんばんは、こうちゃんです。


今回も、自身で過去に何度もハマったポイントを技術面から解説・解決していきます。

今回ご紹介する手法は、


diskpartコマンドでフォーマット


なんかシンプルなことを書いているようですが、実は地味にハマることもあるポイントなのです。

まずは何がどうしてここにこだわるのか、要点を抑えて解説していきますね。



・一般的なフォーマット


まずは話はここからですが、一般に、買ってすぐのUSBメモリですとか、外付けハードディスクなど、まだ特に使用していない場合は、パソコンに接続しただけでドライブにマウントされ、エクスプローラーに表示されため、右クリックからフォーマットで簡単にフォーマットできるものですが、一度でもLinuxのインストーラーを焼いたUSBメモリなどは、フォーマット形式の違いから、パソコンに接続しただけでは表示されない場合もあります。


そんな場合は、通常のOS画面上からでは何もできないことも多いですが、コマンドを使うとフォーマットできます。



・diskpartコマンドでフォーマット


diskpartとは、従来からあるコマンドラインの、まあ発展版で、Windows上で、システム関連のコマンドもいじれるモード、くらいに思っておいてください。

本項目ではこのくらいの認識で十分先に進めますので、混乱の無いように、今回はフォーマット作業にのみ集中しておきます。


以下手順で、パソコンに接続したUSBメモリ、外付けHDD、内蔵のストレージなどもフォーマットできます。

※ただし、手順やフォーマット先を間違えると、大切なデータドライブとかもクリアしてしまい、二度と戻らなかったりしますので要注意(後半で解説します)


環境は、今どきなので、Windows11前提で紹介していきます。


1.タスクバーのスタートボタン上で右クリック、ファイル名を指定して実行を左クリック


2.入力欄に、 diskpart と入力してOK


3.デバイスへの変更許可が確認されるので「はい」を選択


4.コマンド入力する画面が開くので、ディスクを確認する

list disk

と入力してエンター(以降も実行は文字を入力後、エンターキーで実行になります)


5.パソコンに繋がっているストレージ、USBメモリなどの一覧が表示されますので、サイズなどを見て、今回フォーマットしたい対象の ディスク 4 みたいになっているディスクの数字を確認


6.先ほど確認した番号を指定して選択する

select disk 4  (←先ほど確認したディスクのナンバー)


7.再度

list disk

対象ディスクの左側に*マークがあると選択されています


8.消去

clean

これで対象の中身が消去されます


9.パーティション作成

create partition primary


10.フォーマット

format fs=ntfs quick

fsの次はフォーマットしたいファイルシステムを選択します

WindowsでUSBメモリならまあntfsで問題ないです

quickをつけた方が、可能ならば早く完了します


11.ドライブ指定

assign letter=e

一度でもそのパソコンにかつて差して使っていれば、フォーマットが終わった時点でたいてい自動でドライブ文字当てられてエクスプローラで指定できるようになりますが、初使用でエクスプローラに表示されない時などは、この明示的にドライブ指定をしましょう

letter= の後ろのアルファベットがUSBメモリなどを読み込みたいドライブ文字です

すでにあるドライブとかぶらないようにしましょう


12.完了

exit


これで晴れてフォーマット済、全容量空のUSBメモリやストレージができます。

解説を入れたので長そうですが、コマンドだけ打っていけばあっさり終わります。

format fs=ntfs quick

どうぞ、LinuxインストールUSBメモリとかに使って再利用できなくなり困った際などにこの手順をお使いください。


自分もよくその状況になるのですが、都度検索して調べながらこの作業をしていて手間でしたので、自分用備忘録にもなるかとこのようにまとめてみました。


同じような状況の方のお役に立てましたら幸いです。


なお、上記のディスク選択で間違えてシステムドライブを選んでしまい、さらにcleanしようとした場合などは、通常は以下のエラーが表示されます。


エラー: 仮想ディスク サービス エラー:

現在の起動ボリューム、システム ボリューム、ページファイル ボリューム、クラッシュダンプ ボリューム、または休止状態ボリュームが含まれているディスクでは、クリーンな状態にすることはできません。


このように、Windowsが動作に必要な領域をしっかりガードしてくれます。


ただし「2台目」以降は容赦なし

注意が必要なのは、「OSが入っているディスク」以外は、一切の警告なしに消去されるという点です。


Dドライブとして使っているデータ用HDD


外付けバックアップ用HDD


挿しっぱなしのUSBメモリ


これらは select disk で選んで clean を打った瞬間、中身のパーティションがすべて消え、「未割り当て」になります。


作業するパソコンに、長年使って大切なデータの入っているドライブがある場合などは気を付けて作業しましょう。



本日もここまでご覧になっていただきましてありがとうございました。

どなたかのお役に立てますように。



こうちゃん