2023年10月13日金曜日

主要ブラウザとレンダリングエンジンのお話

こんばんは、こうちゃんです。

以前、ブラウザあれこれ、な話をしましたが、
ついでなんで、ちょっとメインで使うご紹介。

お仕事上、お客さんに納品するようなWEB制作物ならば、
様々なブラウザに対応できなくてはいけなくて・・・

かといって、世のすべてのブラウザに対応、なんて不可能なわけで
現状、主流の数ブラウザに対応すればよいことになります。

基本はお客様と相談して、推奨ブラウザは決めますが、
今のところ一番落ち着くのは、

・IE(8以下)
・FireFox
・chrome

の対応をする。といったあたりです。
(最近ではWindows10用の新ブラウザEdge用も追加)

IEはバージョンにより画面描画のルールが極端に変わるので・・・
そのWEBを欲しいお客さんや、そのWEBを見るエンドユーザーの範囲で、
IE7以前への対応は要検討、となることが多いです。

どこかの社内で使うようなシステムならたいてい、
旧IEへの対応不要

ぐるなびのような、
不特定多数のお客さんが見るサイトの場合、
旧バージョンIEへの対応必須

などとなることが多いです。

ちょっと、クロスブラウザ対応にもからむお話でした。

よろしければご参考にしてください。
まあ、今後は、iPhoneの人気を考えたら、
Safari用も考えないとかもしれませんし、
そもそもスマホ自体画面解像度などの都合で、
パソコンのブラウザで見る用とはまた別の考慮をしないといけなくて大変なんですけどね。


あと、さらに追加で、
WEB業界に関わるには必須な情報を少々ご紹介していこうかと思います。
ここでは、ネットする際に必要なブラウザの裏方、というか内部的に必要な情報で、

レンダリングエンジン

とは
という部分を説明してみようと思います。
ちょっと別のブログでもこの「レンダリングエンジンとは」を解説したのですが、
こちらでも

レンダリングエンジンとは、ブラウザの中に搭載されている機能で、ウェブサイトを閲覧する際に、サーバーから取得してきたファイル内容を、ある規則・法則に従いユーザーに見えるように描画する機能です。
本来国際的にも基準・標準が定められているWEBの世界においても、このレンダリングエンジンが、WEBサイトのソースをどう解釈するかで、画面の表示のされ方が異なることはよくあります。

例えばですが、かつての定番ブラウザのIEなどに使用される
trident

今や数々のアドオンで快適にカスタマイズして使えて人気なFireFoxを中心に使用される
Gecko

MacなどでもおなじみSafariに使われる
webkit

のように、定番ブラウザの世界でも数種類あります(その他、独自のレンダリングエンジン搭載のブラウザも若干存在)。

これらのレンダリングエンジンの差が、
実際に、あるホームページを見た時に、このブラウザと、あのブラウザでは、
開いた時の見栄えが違う、のような現象を引き起こします。
特に近年、スタイルシートが飛躍的な進化を遂げているのと、
Javascriptの高度な利用が多くなってしまっているため、
ブラウザ依存、と言われる、あるブラウザでのみ動くサイト、
のようなものも多くなってしまっています(ここらの事情が本当にWebシステム開発者泣かせです)。

この搭載レンダリングエンジンによりブラウザはかなり特徴づけられますので、
今後ブラウザの紹介・解説する際には記録するようにします。

こうちゃん

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